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雨あがりの森。重装備の果てに。



2021年の秋から、相模原市のこもれびの森の管理のお手伝いを始めました。

月に何度か作業日が決まっていますが、雨天の実施は自己判断。

6月のある日、予報がはずれ早朝から雨がザーザー降っていましたが、作業時間の頃からにわかに晴れました。

森の大好きなメンバーの方々は、よろこんで来るだろう。

「でもこの雨の後だから、地面は相当ぬかるみだろうな」と覚悟して、相当の装備で私もでかけることにしました。

ところが、です。

ぬかるんでいるのは、人間が歩くために尽き固めた道の部分だけ。

森に分け入ると、地面はまったくぬかるんでいませんでした。


いつもフワフワの地面が、いつもよりちょっとしっとりしたフワフワの地面になっているだけ。


あれだけの雨を森はきちんと吸い込んでいるのです。


森のすごさを見ました。

いやしかし、これは本当は当たり前のことだったのかも知れません。

この当たり前が今我々が住むまちではすっかりなくなってしまっている、そちらの方が異常な状態なのかも知れません。

まずは身近な森をきちんと保全して森に助けてもらいながら、まちなかも少しずつ改善していきたいものだと強く感じた次第です。

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