山の水を管理する伝統技術
- hinatadesign
- 2 日前
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神奈川県相模原市の藤野にて山の恵みを学ばせていただきました。
食べられる植物をたくさん教えていただきながら、山の様子、手入れの様子を聞き、
微力ながら環境改善の作業に加わらせていただきました。

今回一番の収穫は、先人の治水の技術を見れたことでした。
それは、蛇行しながら降りてくる水路。
それを一度ためるため池。
そこから更に山のふもとの田んぼまで、水路は続いているそうです。
2枚目写真、山の上から木々の間を縫って、水路が掘られているのがわかるでしょうか。そこを伝って来た水が写真手前のため池に溜まるように作られています。

3枚目写真。石積みの手前が掘られてため池となっています。
当時は恐らくもっと水が多く、2枚目写真の右真ん中に見える石の高さまで水がたまるとどこかに流れる仕組みになっているのではないかとのこと。
かつての灌漑設備なのです。
外から大げさな材料を持ち込まず、大きな労力も使わず、手作業とその場にある自然の材料だけで、
みごとに水を集めて必要なところに運んでいます。
単なる溝に見えるかも知れませんが、
水路の配置や、石の積み方、勾配が緩いところでも流れる工夫、こういった技術があるからこそのものではないかと思うのです。
私たちが再び学び直さねばならない大切な技術の1つなのだと思います。
ふじの里山くらぶの皆さんの何年もの手入れにより、
ここでは今再び水の流れが生まれています。
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