クリスマスリースの土台としてもよく使われるクズ。
調べてみるとクズは、捨てるところがないくらい、色々使えるそうです。
根っこからつくる葛粉(くずこ)は有名です。
葛もちや葛切りになったり、葛根湯(かっこんとう)の主成分にもなります。
ツルの先や、葉も花も実も食べられ、なかなか美味だそうです。
ツルは、クリスマスのリース土台にもなりますし、かごも編めます。
また、クズ布というのもとても美しいです。
しかし、繁殖力が強く森や公園でも繁茂するので、昨今では嫌われ者になっていることが多いようです。 また、なんと日本からの外来種として、アメリカで大問題を起こしているという事例も見ました。
扱い方によって、有用になったり、問題になったり。
地域や地球にある資源をいかにうまく活かしていくか、
今の時代の人たちの知恵の見せどころかも知れません。
写真のリースは、ドロ仲間の多田君枝さんが
森と庭から採取した素材で作ったもの。土台はやはりクズ。
とてもきれいだったので、写真をお借りしました。
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