竹林のあつかい方 を学ぶ
- hinatadesign
- 2月27日
- 読了時間: 2分
竹林での楽しい思い出は、友人の結婚パーティ。
都内の竹林。ある秋の初め。ツルウメモドキで飾り付けられた広場を囲み、土に還る素焼きのお皿、竹のお箸、竹のカップで、若い2人の結婚をみなで祝った時の楽しさ、気持ちよさ。
竹林の清々しい美しさは誰もが認めるものと思います。

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しかし先日は、東京都町田市の竹林の中で、倒れている1本の木を見ました。
コモンフォレストジャパン坂田昌子さん講師の環境改善ワークショップはそこで開かれました。
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竹林となっている土地では、表層に張り巡らされた竹の根の下で、土はとても乾いているとのこと。その竹林で実際に土を手にとってみてもやはり、パサパサ。
今回手を加えたエリアはもとは広葉樹林。管理の手が長年行き届かぬうちに竹が入り込んでしまったようです。
竹は単独群落である。1本1本に見え

る竹は、実はみんなで1つとして働
き、
土を乾燥させるとともに強すぎる殺菌力も発揮するので、
竹に囲まれてしまうと、殆どの樹種は生きていけなくなるという。
私の見た木も、これらの作用に負け、ある日自然に倒れてしまったようです。根っこを見て驚きました。これだけの樹高を持ちながら、乾燥により根は退化し殆どなくなっていたのです。
実はちょうど1年前にも、隣接するエリアで行われた竹林ワークショップに参加し、この話を聞いていたのですが、今回本当に倒れてしまった木を目にして私はショックを受けました。
この状態からどうしていくか。選択肢はいくつかあるのだと思います。
私たちはここには広葉樹を残していきたいので、
わずかに残る広葉樹を救うべく、竹の整理をしたというわけです。
この木が元気になり、それに反応して周囲により多様な植物が活動を始めれば、竹は自然に後退していくことになります。
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昔の人は竹と広葉樹のこうした関係を知っていて、きちんと管理していたとのこと。竹林と広葉樹林の間は必ずバッファ(緩衝帯)として距離を設け、そこから先には絶対に竹を進出させなかったのだそうです。
忘れてしまったこうした知恵を私たちは1つづつ取り戻していきたいものです。
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周りの竹を取り払って、救出を試みました。
瀕死のこのコナラの木を救うことができるでしょうか。。

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